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雨樋の金具

今回は雨樋の金具についてお伝えしていきます。水(雨)の侵入によって住宅が腐食するのを避ける役割と雨が直接下に落ちる雨音の騒音防止効果がある雨樋ですが、今回は雨樋を支えている金具についてお伝えしていきます。最近の雨樋は塩ビ製のため、10年以上になると劣化により割れたり、ジョイント部分が外れたり、ゴミなどが詰まったりします。また雪にとる被害も多く、樋が曲がったり、水の流れをとる勾配がおかしくなったりもします。それは、樋を支えている金物が、雪の重さで曲がってしまったことが原因となっているのです。このように雨樋を支える金具はとても重要な役割を果たしています。雨樋は、樋受け金物やつかみ金具によって建物に取り付けられますが、樋受け金物やつかみ金具にも、用途に合せていろいろな種類があります。軒樋の形状に合わせ、軒先の出具合、屋根材、垂木か鼻かくしなどの状況に合せて受け金物を選びます。

1、つる首・・・ 垂木に打ちつけるタイプです。

2、打ち込み・・・垂木に打ちつけたり、鼻かくしと軒先の差がないときに使います。

3、正面打ち・・・鼻かくしの正面に取り付けます。屋根との差がないときに使います。

4、つかみ金具・・・たて樋を固定するのに使います。別名はでんでんです。
読んで頂いてありがとうござました。

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